音楽を本格的に勉強してきたことを生かせることに、とても感動しました。
漠然とした思いが「高齢者インストラクター」の講座を受講したことで具体的なものへと変わり、大きな一歩を踏み出すことができました。
声楽家/音楽講師 宮田 美智代
Health Music 高齢者インストラクター３級から１級まで取得し、グループホームでの音楽療法のお仕事に繋げられた宮田さん。同時にカルチャーセンターでのご指導や個人レッスン、コンサートでも活躍中。そんな宮田さんにお話を伺いました。
愛媛県で、音楽活動をしている宮田と申します。地元の大学で声楽を専攻しました。
カルチャー教室で懐かしい童謡唱歌を教えたり、自宅での個人レッスン、年に２回のサロンコンサート、教会式の聖歌隊などが主な活動です。
カルチャー教室では、高齢の方の受講生さんが多く、皆さん大好きな歌を通して、生き生きと人生を楽しまれています。そういう方々と接するなかで、「歌うこと」の影響力を痛感しています。
「歌の力」で健康寿命を伸ばしたい、と強く思うようになりました。
某通信講座で高齢者向けの音楽療法的な講座も受講しましたが、「楽譜が読めなくても、ピアノが弾けなくても講師になれます」のうたい文句通り、私の期待するものではありませんでした。
そんな時MESPOさんの「高齢者インストラクター」のことを知り、まずは３級を受講してみました。
「音楽家としてのスキルを活かしながら、高齢化社会に貢献できるスキルが身に付きます」という内容で、音楽を本格的に勉強してきたことを生かせることに、とても感動しました。
講師の斎藤先生のきめ細かいご指導、具体的なご指導は大変素晴らしく、普段のカルチャー教室での指導にも生かせることばかりでした。まさに私が知りたかった、学びたかった内容でした。
その後、２級へ進み、昨年11月に１級を取得、今年の１月には地元のグループホームで音楽療法をさせていただくことができました。利用者さんの反応がとても良かったので、今後も継続してやってほしい、と言っていただき、2ヶ月に一回ということでお仕事に繋げることができました。
今後の目標は、一人でも多くの方が、介護に頼らない生き生きとした人生を送っていただくために、この音楽療法を広めていきたいと思っています。そのためにも、施設だけでなく、地域の老人会などの集まりでも是非実践していきたいです。
漠然とした思いが、「高齢者インストラクター」の講座を受講したことで、具体的なものへと変わり、大きな一歩を踏み出すことができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。